エンジニア寄せ鍋 - July 14, 2017
Go Open Source!!
~ 使うだけじゃないOpen Source ~
登壇者: Ron Korving
code: https://github.com/ronkorving
twitter: https://twitter.com/ronkorving
手を上げて下さい
もともと,ソースコードの共有は当たり前だった
オープンソースしていない理由
- エンジニアのデバッグの方法
- 社内のリーダー達のソフトウェアへの理解
エンジニアのデバッグの方法
-
私のバグではありません.そのライブラリーが壊れているんです
(時にそれは正しいが,大抵は間違っている)
-
なんとなく済ませていませんか?
- Google / Stack Overflow!
- とりあえずの回避策→技術的負債に繋がる(T_T)
- ... 良い結果を産まない...
回避策がないなら...
「お客様,申し訳ございませんが
これは実現できません.不可能です...
専門家の私が言うので間違いありません」
ソフトウェア開発者とは、
本来,問題解決者であることを意味します。
私たちが問題を解決しなければ、
他の誰が解決をしますか?
問題の根源に到達することは、
掘削していくことです
- 私のコードが問題なのか?
(だいたいはこれが原因)
- 使っているライブラリーやフレームワークが
問題なのか?(諦めちゃダメ〜)
- Node.jsの問題か,依存関係の問題か?
(諦めちゃイヤ〜)
- JavaScriptのランタイムの問題か?
(レアケースだけど0%ではないよね)
落ち着けば大丈夫
- バグを報告する責任があります
- アナタは間違えているかもしれない
- 間違っていると、ドキュメントの不備やAPIデザインの不具合が発見される可能性があります
でも納期は迫っている!
自分で直して,プルリクエストを出そう.
オープンソースのバグを積極的に修正すると(1/2)
- 適切なレビューを受ける事が出来るため、修正したプログラムが確実に動作する
- もし修正したプログラムがマージされなくても,あなたはそのプログラムを使うことは出来ます(だから納期には間に合う)
- あなたにとって大切なソフトウェアのコミュニティメンバーになれます
オープンソースのバグを積極的に修正すると(2/2)
- あなたのデバックスキルが向上します
- そのソフトウェアのパフォーマンスの
引き出し方に詳しくなれます
- あなたがバクを修正することで
世界中のエンジニアの役に立ちます
問題の本質的な解決をするためには,仕事に自由が必要です
もしあなたのリーダーが,
エンジニアのオープンソースへ参加のメリットを理解していないのであれば,
あなたの仕事環境には問題があり,
その改善要求をするか,
またはあなたのリーダーを教育するべきです
私はそう信じています。
あなたのソフトウェアをオープンソースしましょう
常に自分に問いただしましょう:
公開することは本当にあなたの会社に
不利益を生みますか?そうじゃないなら,
オープンソースしましょうよ?
- みんなからの修正は0コストでしょ? いいね!
- みんなから信頼されるよ! GitHubはあなたとあなたの会社のアピールになります。
The Wizcorp Pull Request challenge
- GitとGitHubの基礎知識は必要
- 応募者のプロジェクトでのコミュケーションのやり方を知ることができる
- 応募者の問題解決能力を知ることができる
- もし採用しなくても,応募者はその能力を残すことができる
- 面接の時に意味のないプログラミングテストがいらない
コントリビュートしたくなったよね?
Some tips
- 多くのプロジェクトにはコントリビュートの方法が書かれています.読みましょう!
- 多くのプロジェクトには行動規範があります.それに従い,行動する事が大切です
- たとえ他の人の行動がふさわしくないと思った時でも、あなたの寛大さは重要です
- 相手のプロジェクトのスタイルを壊してはいけません
コントリビューションしやすい場所
- Documentation
- Unit tests
- Benchmarks
今日のトークのおさらい
眠ってしまったアナタの為に
- 問題の本質にたどり着くまで続けよう
- すべてのエンジニアが一つのチームになろう
- オープンソースに貢献するために,
仕事に柔軟性を求めよう
- バグレポートとオープンソースへの貢献に
自信を持ってください
- 採用プロセスに関わっている場合は、Wizcorp PRチャレンジを利用してみてください
(私たちの特許ではありません,安心して)
Q&A
時間があれば...
Thank you very much and see you on GitHub!
ありがとうございました!
GitHubで会いましょう!!!